本州最北端 下北半島ドライブ

 
2004年春。下北半島に行きました。

 まだ時期がちょっと早く、桜も咲いていなし、あちこち道路は冬期通行止めという時期でした(^^;
 
  そんなわけで、完全な半島一周はできませんでしたが、それでも結構楽しめましたよ〜(^^)

 旅の始まりは大湊駅から。駅の看板に「てっぺんの終着駅」と書いてあるのが旅情をそそります。でも、ほとんどのお客さんは一つ手前の下北駅で降りてしまいました(^^;

  レンタカーを借りて出発です。車は旧型のマーチでした(新型のマーチ運転してみたかったのに・・・)。
 旧型マーチは、一路大間崎へ。国道279号線をひたすら北上していきます。むつ市から大畑町、風間浦町を通って大間町へ。途中から津軽海峡が見えてきまして、道も緩やかでいい景色でした〜。やはり海を見ながらのドライブは気持ちいいです。大湊駅から車で1時間くらいで、本州最北端に到着しました。
  絶壁みたいなのを想像していたんですが、実際は海水浴は出来ないけど、磯みたいな感じでしたね。遠くに灯台みたいなものが見えます。地図には弁天島と書いてありました。


本州最北端の碑↑
 本州最北端の碑とか、↑のようなまぐろの一本釣りのオブジェ、石川啄木の歌碑など記念写真を撮るにはいい具合にいろいろなモニュメントが用意されています(^^)


食堂の裏でタコ発見。頭から順番に干してあります。
 とにかく、風がものすごく強いんです。途中に風力発電用?の風車も見かけたので、常にこのくらいの風は吹いているのかもしれません。帽子なんかかるく飛ばされちゃうくらい、台風でもきているんじゃないかという勢いの風でした。実際、台風がきたら怖いですね〜(>_<)
 なんか、こーいう土地柄にあうのは演歌だと思いましたね(笑)  ♪津軽海峡〜冬景色〜ぃってお腹に力をいれて歌わないと、本当、風に吹き飛ばされそうです。

 σ(^^)みたいな観光客目当てのような食堂がありまして、そこでお昼を食べました。大間といえば「まぐろ」ですが、時期ではないとのこと。旬はうにとのことで、えぇ、食べました。うにとかいくらとかの海のもの満載の定食。美味しかったです(*^^*)
 今度は仏ヶ浦方面へ。国道338号線を南下します。このあたりから道が険しくなってきました。結構急なカーブを曲がると、きつい上り坂とかになっています。運転する方としては・・・思わず笑っちゃうくらいのきつさでした〜(^_^;

 仏ヶ浦の途中で、願掛岩で一休み。右の画像です。結構大きい岩なんですよ。右側が男岩、左側が女岩というらしく、縁結びの願いが叶うんだとか。もちろんしっかり祈ってきました〜(-人-)
 
 仏ヶ浦。下の方には降りませんでしたが・・・おぉ〜って声が出るような景色でした。遠目ですが、一つ一つの岩は結構大きいとわかります。

  天気がよければ、津軽半島の方からでも見えるそうです。観光遊覧船もでていて、その船の上からも見ることが出来るんだとか。

 季節が季節なので、草とかもみんな枯れている状態なんですよ〜(ふきのとうとかは芽を出していますけどね)。雰囲気が・・・この津軽海峡の風もあって、うわぁ(>_<)って感じがしました。最果てにきているんだなって気分満喫です。
 冬期通行止めのため、脇野沢村へは抜けられず、川内湖へのルートへ。この辺に来て、ようやく道は緩やかになってきました。

 今年の冬は、青森も雪が少なかったとか。冬期通行止めなんていっているけど、本当は通れるんじゃないの〜?と思いましたが・・・脇野沢方面、ちょっと白かったです。道の駅かわうち湖で一休みしましたが・・・ご覧の通り、白いです(^^;
 やはり雪はあなどれないかと。

 脇野沢で猿を見たいなぁ〜と思っていたんですけどね〜。残念でした。
  そーいや、途中でイノシシ見ましたね!生でイノシシ見たのは初めてでした(@_@)
 こんな調子でぐるっと周ってきまして、再び大湊駅へ。無事にレンタカーを返却(^^)

 下北半島といえば恐山ですが、こちらも冬期休業中ということで今回は行けませんでした。やはり、観光には夏場がいいのかも。

逆行で見づらいですが、あの山の向こう側に恐山があるんですよね〜。野辺地方向からくると、この山が異様に高く見えるんですよ。ちょっとぎょっとします。恐山のイメージがあるだけに(^^;

 もし次に来る機会があれば温泉とかにも入りたいですね(^^)