秘境 田子倉駅と奥只見ダム

2003年の夏に、秘境・奥只見ダムに行ってきました。織田裕二主演の「ホワイト・アウト」の、原作の舞台になったダムです。映画化された方は、黒部のダムの方で撮影されました。・・・多分、冬は奥只見までたどり着くの大変なせいだと思いますわ。そのくらい、秘境です。まだ、黒部の方は、年末にみゆきさんが行こうと思えば行けるくらいだし・・・(とはいえ、あれも大変なことだったらしいけどね)。

コースとしては、磐越自動車道・会津坂下ICを降りて、そのまま国道252号線を新潟県方面に向かって走りました〜。 今回はなみなみ号はお休みです。一緒に行った友人(ダムマニア)の車に便乗していただけです(^^)←お気楽

途中、只見駅で一休み。観光用のトロッコ電車も走っていますが・・・全体的に本数そのものが少ないんですよね、只見線って。駅の周りをぷらぷら散歩して歩いたりしました。

←しばらく電車、くる気配ないって感じでしょ〜。のどかですわ。

只見駅からしばらく走って、只見ダムと、田子倉ダムが二つ並んでありました。写真は田子倉ダム。重力コンクリート式ダムなんだとか。ダムが二つも並んであるのは、ちょっと珍しいかも。とはいえ、この辺は、やたらダムがあるんです。

また、国道は、六十里越という峠越えなんです。なみなみ号できたら息切れしていたかもってくらいの急カーブや坂道ばかりです。あと、トンネルだらけで、トンネルって、普通まっすぐに通っているものだと思ったら、中で直角に曲がったりしているんですよ。その名も「魔のカーブ」。びっくり。

戊辰戦争の頃、雪道のこの峠を越えようとして亡くなった方もいたんだとか。・・・冬にここの峠越えるのはかなり無謀ですよ〜(>_<)

田子倉ダムを過ぎると、秘境駅として名高い田子倉駅がみえてきました!!もちろん無人駅です。

周りには人家もなく、何のための駅なのかよくわからないとつっこみをされる、かの有名な田子倉駅です。真冬には、田子倉駅の看板近くまで雪が積もるらしいです。ってことは、2M以上ですわ(もちろんその時期は閉鎖されていますが)。

ちなみに、線路は入り口から入って、ずっと下のほうになります。


駅構内です。人の姿は全く見えないのですが、なぜかベンチにリュックサックと、ランプと靴(しかもきれいに揃えられて)がありました。・・・持ち主はどこにいるのでしょう(~◇~;)

確かに、誰もいないので、夏なら一泊くらいキャンプをはるのもいいかもしれないです。って、JRの人には迷惑な話かも・・・。

電車の本数は→だけです。1本のがすと痛いです。都会に住んでいる人には耐えられない本数でしょうね(笑)

またまたしばらく走って、一度新潟県に入って、やっとたどり着いたのかが奥只見ダムです。

全長何km?ってくらいのトンネルが多数ある奥只見シルバーラインを走りました。このシルバーライン内のトンネルも、先ほどの六十里越の際のトンネル同様、途中でカーブしたり、道が分かれていたりすごいことになってました。でも、電気が明るいのでずっと走りやすかったですけどね。

もう、看板にも秘境って書いてあるくらいの山の中です。あのトンネルがなければ、たどり着けないですね・・・。とはいえ、観光地としていろいろ整備されていました。

おみやげ屋さんの前に湧いていた水をペットボトルに入れてきちゃいました♪おいしかったですよ(保健所のお墨付きとのこと)。

時間がなくて乗れませんでしたが、ダム湖には観光遊覧船もでていました。次にきた時はちょっと乗ってみたいかも!

一緒に行ったダムマニアの友人のコメント;
田子倉ダムも奥只見ダムもちゃんと観光施設っぽく開発してあるのがよろしいね。ダム公園ってだけじゃなく出店とかあるし。
あと田子倉はいきなり下側から見せられるのが珍しい。あと小さいダムと連続してあるのも珍しい。