赤岩駅、通過しました

2009年、夏。 手元には18きっぷがありました。どーしたものかと思案した挙句、福島経由で米沢に行くことに。山形新幹線が開通して以降、米沢−福島間の普通電車って、本当に本数がないのです。でも、1日に1本。いい感じでいける時間帯があるのですよ。

それは、仙台駅発11:04の快速に乗り、12:16福島駅で下車。そして12:54発の米沢駅行きに乗る、というコースです。実は仙台から山形駅経由で米沢に行っても・・・距離はほぼ一緒。10kmくらい、福島経由の方が遠いかな、って程度。運賃は同額の1,890円です。それなのにこの1本しかないなんてっ!

福島−米沢間にはテツが喜ぶ区間だったりするのです。特に赤岩・板谷・峠・大沢の区間。かつては連続してスイッチバックが味わえる貴重な路線だったとか。σ(^^)も、板谷、峠駅には車で行ったこと、ありましたわ。

13:11に赤岩駅に到着。車ではたどり着けないといういわくつきの駅です。今回、その駅を初めて見ることが出来ましたよ。

そんなわけで、停車した時、電車の中から撮影。駅舎はなく、山の中にホームだけありました。近くに人家ありません。お父さんと小学生くらいの息子という2人だけ下車しましたよ。テツ分多めなお父さんに「カブトムシが取れるぞ〜」と言いくるめられて連れた来られた息子、かなぁ〜なんて想像しましたよ。

・・・帰りは福島行13:40に乗るのかなぁ。それ、逃すと18:15までありませんからね。30分でカブトムシ見つけないと!(^^;

そんな具合に、いい感じに山の中を走ります。峠駅では、名物の「峠の力餅」を売り子さんから買う人たちがいましたよ。みんなちゃんと1,000円を用意しているのですね。

そして米沢駅で下車。 米沢といったら、「天地人」です。とはいえ、大河ドラマの方は2回くらいしか見ていないので詳しいことはよく分かりません(^^;

そーいうわけで、米沢駅の改札のところにはお約束のように直江兼続公がいましたよ。あのぅ〜妻夫木くんとは似ても似つかないのですが。そして、とっても怖いのですけど(^^;

まぁ、妻夫木くんが、似てないのでしょう。きっと、本人には生き写しなのでしょう。いかにも戦国時代のおじちゃん、って感じ。仕事ばりばりしてそうな雰囲気。

駅前をぷらぷら歩いていたら・・・峠の力餅、米沢支店発見です。電車で買わなくても・・・ここで買えちゃったりするのですね(^w^;

でも、話によると峠駅で買うのとここで買うのでは、味、違うみたいです。それを聞くと、やっぱり峠駅で買ってみたくもなります。大変美味しいとの評判ですが・・・まだ、一度も食べたことがありません。結局今回も買いそびれてしまったなぁ〜。